投資家への道 2日目。本日は、引き続き楽天証券が扱っている商品を勉強したいと思います。
今日の流れは以下のとおりです。
また、本記事のまとめは以下のとおりです。詳しい内容は本文を御覧ください。
本記事のまとめ
- 楽天証券では、米国株式、米国ADR株式、米国ETF、新興国株式(中国/アセアン)、新興国ETF(シンガポール)を外国株式として扱っている。
- どの商品も日本円で取引可能。
TOC
前置き
楽天証券で扱っている商品は以下のとおりで、本日は外国株式を見ていきます。
- 国内株式
- 外国株式
- FX
- 投資信託
- バイナリーオプション
- NISA/つみたてNISA
- IDeCo
- 債権
- 先物・オプション
- 金・プラチナ
外国株式
扱う外国株式商品は?
外国株式に加えて、海外ETFを購入可能で、以下の商品を扱っています。
- 米国株式
- 海外ETF
- 中国株式
- アセアン株式
大きく4つに別れていますが、それぞれ見ていきましょう。
購入できる米国株式は?
米国株式で扱っている商品には、普通株とADR(米国預託証書)の2つがあります。前者は、アメリカで上場している株を購入できる仕組みです。後者は、アメリカの証券市場に上場されているアメリカ以外の会社の株を購入できるものです。
例として、トリバゴ(ドイツ)の会社を例に取ってみましょう。トリバゴはドイツの会社ですので、ドイツの市場で購入しなければいけないませんが、アメリカの信託銀行が仲介してアメリカの市場から購入できるようにしています。
この仕組をADRといいます。これにより、楽天証券に口座を持っている人はアメリカの市場を通して、世界各国の株が買えるというものです。
続いて、扱っている市場を見ていきましょう。扱っている市場は、以下の3つです。
- NYSE(ニューヨーク証券取引所)
- NYSE Arca
- NASDAQ(ナスダック証券取引所)
になります。 NYSEとNYSE Arcaは母体は一緒ですが、上場基準が異なるため別の株が扱われているようです。日本から買う上ではあまりどこの市場かどうかはあまり意識しなくてもよさそうです。
米国株式、どうやって買うの?
米国株式は、日本株と違い単元株数という概念がありません。そのため、だれでも1株から購入できます。また、購入の際には日本円で買うのか米ドルで買うのか選べるので、為替レートを気にしないのであれば購入自体はかなり簡単です。
海外ETFとは?
以前国内株式のときに話したとおり、ETFは上場した投資信託です。楽天証券では2020/09/05現在米国/中国/シンガポールのETFが扱われています。気をつけたいのは、米国ETFだからといって米国に関する金融商品だけで資産運用しているわけではありません。イメージとして米国ETFは、米国の資産運用会社が扱っている投資信託商品を購入するというものです。そのため、米国の資産運用会社が全世界の株を使って運用している商品を購入したのであれば、全世界に投資しているのと同義になります。
通常の投資信託と違い、株と同様に購入は取引時間内で、取引時間内に変動があります。
扱っている中国株式は?
中国株式は、香港と上海Aの以上のものを扱っています。米国株式と同様に、日本円で取引が可能です。つまり、アリババなどの株が直接購入できます。
アセアン株とは?
最後に、アセアン株式について触れたいと思います。アセアンとは、東南アジア諸国連合のことを指します。楽天証券だと、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの4カ国の株式が購入できるということです。日本円での取引が可能ですので、新興国に投資したいという方向けです。
まとめ
海外株式ですが、ざっくり分類してみました。
- 米国株式
- 米国ADR株式
- 米国ETF
- 新興国株式(中国/アセアン)
- 新興国ETF
ポートフォリオを考える上で、全世界に株式を分散することは重要だと思います。しかし、どういった資産比率にすべきかわかりませんし、個別に株を購入できるほど各会社の状況を確認することができるのか懸念があります。商品選びについては、今後、一通り商品を確認したあとで確認していきたいと思います。
投資をこれから始めるという人に少しでもお役に立てば幸いです。