投資家への道 3日目。本日は、引き続き楽天証券が扱っている商品を勉強したいと思います。
本記事のまとめは以下のとおりです。
本記事のまとめ
- 投資信託とは、ある一定の方針に従って運用しているものに出資しているような商品
- 方針は、どんな商品を組み込むのか?インデックス型(経済指標)に沿った運用をするのか?どの国や地域に投資するのか?と様々な点で異なる
今日の流れは以下のとおりです。
TOC
前置き
楽天証券で扱っている商品は以下のとおりで、本日は投資信託を見ていきます。
- 国内株式
- 外国株式
- FX
- 投資信託
- バイナリーオプション
- NISA/つみたてNISA
- IDeCo
- 債権
- 先物・オプション
- 金・プラチナ
投資信託とは?
細かいことを省くと、投資信託商品とは、資産運用会社がある一定の方針に従って運用しているものにお金を出資するというものです。
下記図を例に取ると、投資信託商品Aが株/債権をベースに運用されているのに対し、投資信託商品Bは不動産をベースに運用されています。このようにある一定の方針に従って運用しているものへ出資し、その運用が上手く行った場合に、配当金がもらえたり出資したお金が増えるというものです。もちろんですが、リスクはありますので、運用に失敗した場合には元本を割って損することもあります。
要するに、この方針が重要になってくるのですが、どういった方針のものがあるか見ていきたいと思います。楽天証券の条件検索からみていくと。
扱う資産
先の図にあったように、どのような商品を扱うかで商品がことなります。例えば、国内株式のみを扱う運用や外国株式のみを扱う運用などです。最終的には、自身のポートフォリオに沿って選択する必要がありそうです。
インデックス型?バランス型?
運用するタイプとして、インデックス型やバランス型というものがある。これらに当てはまらないものも多くあるが、この2つは知っておくべきものだと思われる。まずインデックス型とは、何らかのインデックス(投資指標)に沿った運用を行う投資商品の事を言う。つまり、日経平均に沿った運用を行う投資商品であれば、日経平均が上がれば儲かるというような動きをすると考えればよい。
続いて、バランス型は複数の資産に対してバランスよく分配投資するものです。どうバランスするかは投資商品ごとに異なりますが、物によってはその商品一つで、ポートフォリオが完結することができるようなものもあります。
投資地域
投資信託ではどの地域に運用しているのかなども方針に記載されていますので、先進国だけに投資している商品を買ったり、新興国にのみ投資している商品を買うことも可能です。
投資信託の特徴とは?
投資信託とは?ということを 説明してきましたがここで特徴をまとめたいと思います。
- 投資信託商品を通して、運用会社に資産運用をお願いできる商品
- 商品ごとに運用方針が異なる
- 株式にはない、運用に必要な手数料がかかる
- 価格は1日1回更新される
- 100円から購入可能
先程の章をまとめたのが、1つ目と2つ目ですね。3つ目にあるように、株式の購入と違って、運用会社に運用をお願いしている分、運用手数性がかかります。この手数料も商品ごとに異なるので、購入の際にはしっかり確認しましょう。
ここまで来ると、投資信託っていらなくない?と疑問が湧いてきます。株式を勉強して自分で運用できるなら投資信託しなくていいよね?と。
まさにそのとおりなんですが、自分が同じような運用ができると思いますか?
そこで、「いいえ」と答えた人向けの商品なんです。自分だと日経平均に沿った運用ができなかったり、アメリカの経済に対して投資したいけど、会社のことを知らないという方は、この投資信託商品を買うだけで、やりたいことができるのです。
投資信託は買ったほうが良い商品なのか?
ざっくり投資信託とはなんぞや?ということを調べました。
ここからは私の意見ですが、私のような初心者には最初に資産運用をはじめるにはもってこいの商品だと思います。なぜなら、手数料を払うことで運用してくれるという点と100円という少額から始められるからです。
例えば、日本株50%、アメリカ株50%というポートフォリオを考えたとしましょう。ここで、普通株で運用しようとするとどの株を買うか選定しなければいけません。加えて、業種が偏らないような配分にする必要があるのですが、投資信託を活用すれば、単純に自身の資産の半分で日本株で運用する投資信託商品を購入し、残りの半分でアメリカ株で運用する投資信託商品を購入すればいいからです。
ただ、気をつけたいのは、手数料になります。 手数料は商品ごとに異なり、0.1%以下のものから4%もかかるものまであるのです。年間で5%のリターンが期待される商品だったとしても4%手数料が取られてしまうのであれば、1%のリターンを出しているのと変わりありません。手数料はたかが数%と思いがちですが、後々響いてくるところなので、しっかり確認しておきましょう。
まとめ
投資信託とは何か見てきました。 初心者が投資を始めるには良い商品ではないでしょうか?また、商品の目論見書をることで、自身の勉強にもなりそうです。
投資をこれから始めるという人に少しでもお役に立てば幸いです。