NUC用に購入したPlugable USBC-E2500 2.5Gbps レビュー

ホームラボ用のNUCに追加のNICが欲しくなったので、購入しました。
本製品を購入した理由は下記のとおりですので、同様にNICを増設したい方の参考になれば幸いです。

  • Intel NUCに追加のNICが欲しい
  • ESXiでNICとして認識されるUSBで接続するNICが欲しい
  • 2.5Gbps欲しい

商品紹介

今回購入したのは“Plugable USBC-E2500 2.5GbpsUSB”になります。

Amazonで購入しましたが、まともな箱のパッケージに入って配送されます。

特徴は以下のとおりです。

  • チップにはRTL8156を使用
  • USB-AとUSB-Cで接続可能
  • USB3.0以上ならば2500Mbpsをサポート

他にも類似した下記の商品がありましたが、レビュー数とレビュー内であった発熱に懸念があり、Plugableのものにしました。

今回設定は省きますが、ESXiでnicとして認識されると下記のように表示されます。

[root@nuc-esxi3:~] esxcfg-nics -l
Name    PCI          Driver      Link Speed      Duplex MAC Address       MTU    Description
vmnic0  0000:00:1f.6 ne1000      Up   1000Mbps   Full   1c:69:7a:6e:aa:cc 1500   Intel Corporation Ethernet Connection (10) I219-V
vusb0   Pseudo       uether      Up   2500Mbps   Full   8c:ae:4c:dd:10:39 1700   Realtek USB 101001G2.5G LAN

総評

自宅のラボで少々の不安定さを許容できれば、問題なく買いです。

総評
大きさ
(4.0)
安定性
(4.0)
性能
(5.0)
値段
(5.0)
総合評価
(4.5)

それぞれ見ていきましょう。

大きさ

MAC用の1Gアダプト比べると2倍の大きさです。ただ、USBの端子側はコンパクトになっており、他のUSB端子などと当たらないのは◎です。

USBの端子からRJ45のアダプタまで約12cmあるため、少々長く感じました、そのため評価4にしています。

安定性

ホームラボという特殊な用途なだけに、瞬断程度であれば許容するという前提で評価しました。VM間の接続を提供という程度あれば、気にならない安定性です。現在購入してから2ヶ月経っていますが、ネットワークが落ちたといったログは見ていません。ただ、VSANのハートビートが遅延しているといういったイベントが出ていたので、安定して高品質なネットワークを提供というのはできていないと感じのため、評価4にしました。

性能

下記構成でiperf3を使用して測定しました。

1分間MTU1500でTCPの通信を流したところ2.35Gbpsでました。

ホームラボレベルであれば、十分な性能が出ているので評価5にしています。

どこで落ちているのかわからないので、あまり参考になりませんがUDPの結果も載せておきます。

値段

購入当時は、2800円でしたが、現在3380円です。元々、ディスプレイのケーブル用途としてPlugableの製品を使っていたこともあり、よくわからない中国メーカでなく、2.5GbpsをサポートしているNICと考えると3000円は満足の値段でした。そのため、評価5にしています。

まとめ

まとめると下記のような人に是非オススメです。

  • Intel NUCに追加のNICが欲しい
  • ESXiでNICとして認識されるUSBで接続するNICが欲しい
  • 2.5Gbps欲しい
  • 24時間365日安定したネットワークは求めてない
  • 怪しいメーカーじゃない、安いNICがほしい

ちなみに、知名度の高いBuffaloから同様の製品が5000円強ででていますが、レビューをみると2000円追加で出すほどのメリットは感じられません。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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